ハウスメーカーから紹介された外構業者なら、そのままお願いしても大丈夫かな?わざわざ、ほかの業者にも見積もりを頼む必要はある?
注文住宅は、決めることが本当にたくさんあります。間取りや設備だけで精いっぱいで、「外構まで調べる余裕がない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
わが家も同じでした。「紹介されたところなら安心」と思い、相見積もりを取らずにそのままお願いしたんです。
ところが、工事が始まると「いつ来るの?」「この仕上がりで大丈夫?」と、気になることが次々に出てきました。完成後には、別の業者へ一部のやり直しも頼むことに。
外構にかかった総額は、約250万円。気になった部分の一部は直しましたが、予算内ではすべて直せず、外構全体への不満も残っています。

今なら、まず相見積もりを取ります。あのとき比べておけばよかったな……と、本当に思います。
🍀この記事でわかること🍀
- ハウスメーカーの紹介業者へ任せた経緯
- 最初の外構170万円と、後からかかった80万円の内容
- 提案・工事・仕上がりで気になったこと
- 相見積もりを取ればよかった理由と、比較するときの見方
新築外構を紹介業者へ任せた理由
外構業者を決めたのは、注文住宅の打ち合わせで疲れていたころです。
間取り、壁紙、照明、コンセント、住宅設備。ひとつ決めたと思ったら、また次の打ち合わせが始まります。
外構について一から調べ、業者を探す余裕はありませんでした。
そこで、ハウスメーカーから紹介された外構業者へ依頼することに。
名刺をもらったとき、会社名で検索してみました。ただ、ホームページが見つからず、「少し怪しいかも」と不安に感じたのも事実です。
それでも、「ハウスメーカーが紹介している業者なら大丈夫だろう」と、その不安を深く確認しないまま進めました。
ほかの業者へ相談することも、相見積もりを取ることもしませんでした。
紹介業者だから大丈夫と思い、比較しなかったこと。これが今では一番の後悔です。
最初の外構費用は約170万円
最初にお願いした外構工事は、約170万円でした。
- 駐車場
- 物置の設置
- 玄関まわりのタイル
- ポスト・宅配ボックス
宅配ボックスは自分たちで選びました。
一方、タイルなどは「選べる」と聞いていたものの、実際にはほぼお任せのような形に。最初に見せてもらったイメージ図にも、あまりピンときませんでした。
それでも当時は、「外構ってこんなものなのかな」と、そのまま進めてしまったんです。


ハウスメーカー紹介の外構業者で起きた8つのトラブル
1.宅配ボックスは入っていたのに、ポストが抜けていた
見積もりには宅配ボックスの費用が入っていましたが、ポストは含まれていませんでした。
そのことに気づいたのは、工事金額が確定した後です。こちらから伝えると、ポストを追加しても金額は変わりませんでした。そのときは少し得した気分になったものの、必要なものが最初から抜けていたことには不安が残ります。
2.着工も完成も遅く、予定が分からなかった
着工まで時間がかかり、工事が始まってからも「次はいつ来るのか」が分かりませんでした。
終了予定日も何度も延び、いつ完成したのかもはっきりしないまま。「今日は来ないね」と家族で話す日もあり、落ち着かない時間が長く続きました。
家は完成していても、外まわりが整わないと暮らしにくさが残ります。工事の予定や進み具合を共有してもらうことも、大切だと感じました。
3.工事途中のものが置かれたままだった
工事途中の資材などが、置かれたままのこともありました。
いつ片づくのか、どこまで進んでいるのかも分からず、なんとなく落ち着きませんでした。
4.物置の土台工事が気になった
物置の土台をつくるとき、使い終わった資材のように見えるものが一緒に入っているように見えました。
専門的なことは分からず、「こういうものなのかな」と迷ったまま。今なら、写真を撮って何を使っているのか確認します。
5.タイルの仕上がりが希望と違った
玄関まわりには、端が欠けたタイルも混ざっていました。「余っていたものを使ったのかな?」と感じましたが、その場では確認できませんでした。さらに、階段横もタイルで仕上げてもらえると思っていたのに、実際はコンクリートのまま。どんな仕上がりになるのか、事前の説明や確認もありませんでした。
6.ブロックと土の仕上がりが気になった
階段横のブロックは高さが低く、横の土もまっすぐ整えられていませんでした。さらに、工事で出た余りの土も置かれたまま。階段との境目に置かれていたタイルのようなものが時間とともにずれ、土が階段側へ流れてくるようになりました。


7.フェンスの採寸・仕上がり・説明が気になった
工事中、フェンスの長さを間違えたらしく、買い直すことになりました。その分、完成までの時間も延び、「寸法の確認は大丈夫だったのかな」と不安に。さらに、完成後は時間がたつにつれてうねりが目立つようになり、端(はし)の固定がうまくできていない部分も残っています。
後から2社目の業者へ聞くと、エアコンの室外機があるため、固定部分の設置が難しかったそうです。
難しい事情があるなら、工事前に説明して、設置方法を相談してほしかったです。1社目の業者からは、そのような話がありませんでした。


8.もう関わりたくないと思ってしまった
工事が始まった後でも、気になることを業者へ直接伝える方法はあったと思います。
ただ、予定が分からない状態や説明不足が続き、ひとつずつ確認したり、やり直しをお願いしたりする気力も残っていませんでした。
「もう関わりたくない」という気持ちが強くなり、気になるところを残したまま支払いました。
後からハウスメーカーの営業担当へ、外構があまりよくなかったことは伝えました。しかし、苦笑いをされただけで終わりました。
外構のやり直し・追加費用は約80万円
完成後もモヤモヤが消えず、地元で少し高めでも評判のよい業者へ相談しました。
お願いしたのは、玄関まわりのタイルのやり直しと、家のまわりの人工芝・砂利、玄関横の花壇。費用は約80万円です。
ただし、80万円すべてがやり直し費用ではありません。人工芝・砂利・花壇など、最初の工事に含まれていなかった追加工事も入っています。
2社目は、デザインや使い方を相談しながら提案してくれました。工事の日程も分かりやすく、作業後の掃除まで丁寧。予算に合わせて、できることを一緒に考えてもらえたのも安心でした。


| 工事 | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 最初の外構 | 約170万円 | 駐車場、物置、玄関タイル、ポスト、宅配ボックス |
| やり直し・追加 | 約80万円 | 玄関タイルのやり直し、人工芝、砂利、花壇 |
| 合計 | 約250万円 | 最初の工事+一部のやり直し・追加工事 |
総額250万円かけても、直せない部分が残った
玄関まわりは別の業者へやり直してもらいましたが、最初の外構約170万円と、その後の工事約80万円で総額は約250万円。それでも予算内ではすべて直せず、気になる部分と不満が残りました。
一部を直しても、気になる部分と外構全体への不満は残りました。
最初に複数の提案を見ていたら、同じ予算でも、もっと納得できたのではと思っています。
外構は、家を建てるときから考えた方がいい
わが家は、「外構は家が建ってから考えてもいいかな」という感覚でした。
でも実際は、室外機の位置や基礎の高さも、フェンスや玄関階段の仕上がりに関係します。
わが家は基礎が高く、玄関階段は家へ向かう形だけになっています。2社目の業者からは、基礎側にも階段をつなげる方法があったと聞きました。
予算内で実現できたかは分かりません。それでも、最初に提案を見て選べていたら、見た目も動線も、もっとすっきりしたのではと思います。
間取りを決めるころから、外構も一緒に考える。建物との位置関係まで含めて相談しておくと、後からの後悔を減らせます。
一番の後悔は、外構の相見積もりを取らなかったこと
ハウスメーカーの紹介業者が、すべてよくないわけではありません。
わが家が後悔しているのは、「紹介されたところだから大丈夫」と、ほかの業者を見ずに決めたことです。
相見積もりは、最安値を探すためだけのものではありません。費用だけでなく、提案内容や説明の分かりやすさ、工期、担当者へ相談しやすいかまで比べられます。
当時の私が外構の一括見積もりを知っていたら、利用していました。
一番安い業者を探すためではなく、紹介業者の見積もりや提案が妥当なのか、比べる材料が欲しかったからです。
わが家は、一括見積もりサービスを実際に利用したわけではありません。
それでも、比較して納得したうえで同じ業者を選んだのなら、受け止め方は違っていたと思います。
外構の一括見積もりは、紹介業者を断るためではない
一括見積もりを使ったからといって、紹介業者を選んではいけないわけではありません。
紹介業者の見積もりを手元に置いたまま、ほかの提案や費用も見てみる。そのうえで、納得できるところへお願いすればいいんです。
相見積もりで比べたいこと
- 同じ予算で、どこまで工事できるか
- 希望に合うデザインを提案してもらえるか
- 見積もりに抜けている工事がないか
- 保証や工事後の対応はどうなっているか
- 担当者へ気になることを相談しやすいか
外構のことを一から調べる余裕がない方ほど、比較のきっかけとして使いやすいと思います。
ただし、登録業者や対応地域、紹介される社数はサービスによって異なります。申し込む前に条件を確認してくださいね。
相見積もりはいつ・何社に頼む?
わが家なら、建物の配置や間取りが決まり、外構の希望を考え始めた段階で2〜3社へ相談します。
外構を後回しにすると、室外機や配管、玄関階段との位置関係で、できることが限られる場合があります。家づくりの打ち合わせ中から動いておくと、提案を比べる時間も取りやすいです。
ただし、相談できる時期や工事までの期間は業者によって違います。完成希望日を伝え、いつまでに決めればよいか確認してくださいね。
新築外構で後悔しないためのチェックリスト
- 間取りを決めるころから、外構も一緒に考える
- 紹介業者だけで決めず、2〜3社へ相談する
- イメージ図だけでなく、商品名や素材も確認する
- 必要なものがすべて見積もりに入っているか見る
- 着工時期・工事期間・進み具合の連絡方法を確認する
- 工事中に気になったことは、写真を撮って確認する
注文住宅の打ち合わせ中は、外構まで考える余裕がないかもしれません。
でも、駐車場や玄関まわり、庭の使いやすさは毎日の暮らしに直結します。
家は建物だけで完成するのではなく、外構まで含めて住みやすさが決まる。実際に後悔して、そう感じました。
新築外構についてのQ&A
まとめ|紹介業者でも、比較してから決めればよかった
わが家は、ハウスメーカーから紹介された業者へ相見積もりを取らずに外構を任せ、最初の工事約170万円と、その後のやり直し・追加工事約80万円で、総額約250万円かかりました。
気になる部分の一部は直しましたが、予算内ですべては直せず、不満も残っています。完成後にやり直す手間と費用を考えると、最初に比較する価値は十分にあります。
1社目と2社目を比べて、価格だけでなく、提案・日程の共有・掃除・相談のしやすさまで大切だと実感しました。



紹介業者へお願いする場合も、今の私なら一度ほかの提案を見てから決めます。納得して選べたら、その後の家づくりも気持ちよく進めやすいと思います。
これから外構業者を決めるなら、紹介業者だけで決める前に、ほかの提案と費用も一度見てみてくださいね。









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